ヌルポインター親衛隊

社内でひとりエンジニアやってます。

仕事のメモをMarkdownで管理することにしました

弊社は非IT屋ですが、開発をやってます。ですが全部外注です。
しかも、外注先さんとか委託先さんにも弊社のやり方を押し付けもとい、外注先さんとか委託先さんには弊社が品質を管理するためのフレームワークでお仕事をしていただいています。
なので古い考え方がそのまま根っこに張り付いて、新しい考え方を取り入れようにもうまく扱える人がいません。
マネージメントの本を読んで「新しい考え方を取り入れようよ」という管理職もいますが、その考え方を取り入れるために外部業者に全部投げるような会社です。
要は、やれ効率化とかDXとか言っておきながら、何でもかんでも外注して、結局外部流出費用だけが増えて空回りしています。

さて、余談が過ぎましたが、私は部門内RPAの施策担当を受け持っています。
若手数名でチームを組んでなにしよっか、というところから初めたのですが、まずはRPAの基盤として何を選択するのかを考えました。
WinActorとかUiPathとかはお金がかかるし、ユーザー部門で作るのならばよくわからない仕組みよりもうまく扱えるPythonを使えばいいじゃんって考えで、課長と部長にご承認をいただきました。
ここらへんは、他の課はWinActorでやって、自部門で開発したり開発を委託したりしているのですが、結局委託するのならSI的な考え方をしてシステムを作ったほうがいいわけで、RPAとはシステムを作るようなお金がない会社や部門が頼る小手先の効率化技術なのだからそもそも外注して作らせるのが間違っています。効率化の手段にRPAという考え方はわかりますが、その前に考えるのはシステム開発でしょうと。効率化できるならなんでもかんでもRPAでやればいいってもんじゃない。

それで開発したRPAを配布・継続運用するために手順書を書こうとなったときに、いかに効率的かつ保守がしやすいように作るには何がいいかねという議論をしました。
通例であればPowerPoint、TQMとかで用意する標準なら何故かExcelなのですが、やっぱ美的感覚とか必要で、手順書にそんな無駄なものはいらないのでMarkdownの選択に至ります。

ここまでは経緯になりましたが、RPAの手順書をMarkdownで書いている中で、アレっひょっとして自分で持ってる仕事のメモってMarkdownにすればめちゃくちゃ捗るのでは?と思ってやってみました。

結論(結論から書け)。 今までメモ帳で書いてたメモだったのが、表とか箇条書きとか、テキストとしての最低限+本当にほしい部分だけの最高なメモが出来上がりました(めっちゃざっくりしてるな...)。
私はVS codeで作成・管理・閲覧してますが、人に配布するならアドオンを入れてhtmlなりpdfにすればいいので、引き継ぎとかもかんたんになります。

まだまだ倉庫に眠った手順書がいっぱいあるので随時更新予定。
できれば部門内のなにもかもをmd化できればと思うのですが、Markdownがいかに書けて管理できて容量の節約にもなって...という説得をするのは今必要な仕事ではないので難しいかも。


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